遺書(ブログ)

老い

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待ちに待った「ウォーキング・デッド」の新シーズンが始まり、早速Huluの先行試写で鑑賞した。

あれ?これどういう状態?
キャロルが船で戻ってきた?
タラはどうした?えっ死んだっけ。

4月に終わった前シーズンの内容がスッパリ抜けている。
新シーズンの第一話を観ても、あまりに情報量が多すぎてついていけない。

この年齢になると、半年前などほんの先月みたいなもんだが、その記憶はなぜか遠い昔のように感じるという不思議な感覚。
これが老いだ。

目は悪くなり、身体が重くなり、膝が言うことを効かなくなり、重いものが持てなくなったり、速く走れなくなったり。
40を超えてから9年、歳を取っていくことの本質を意識し始め、さまざまな”不具合”と直面してきているが、その中でもこの”記憶力の低下”というのがもっとも厄介に思う。

たとえば、コンビニで何を買いに来たのかが思い出せないなんてことは日常。
家の中でも、冷蔵庫の前で10秒ほどフリーズしている自分に気づくことがある。

不在着信を折り返したら「電話があったから折り返したんだけど」と逆に用件を聞かれたり。
LINEで「明日空いてる?」と聞かれた翌日に「明日空いてるよ」と返したり。

そうだ、車で行ったのに電車で帰ってきそうになったこともあった。

なんというかもう、こうして書き出すとエピソードのヤバさに情けなくなる。

「くそっ!おまえはボケ老人か!」。
自分に何度ツッコんだか知れない。

でももう慣れた。
これがアラフィフのリアルなのだ。

まるで「ウォーキング・デッド」のゾンビだが、似ているようでぜんぜん違う。

おれたちは、自らの衰えに対するこの不自由さと情けなさに毎回ツッコみながら、ちゃんと二本足で歩いている。

だから、若い人たちは、矢で撃ったり、槍で突いたり、ナイフや刀で斬り殺したりせず、どうか温かい目で見守ってほしい。

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