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【備忘観戦録】若武者野村がプレゼントしてくれた今季初連勝(4・10京セラドーム)

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勝利投手 日本ハム 宮西 (1勝1敗0S)
敗戦投手 オリックス 漆原 (0勝1敗1S)
セーブ 日本ハム 杉浦 (0勝0敗2S)

ファイターズの先発は、開幕投手も務めたエース上沢直之。前回登板は7回2アウトまで試合を支配しながら、突然呪いにかかったように崩壊し痛恨の逆転負けを喫した。今回もまだその呪いが解け切っていなかったのか、初回からコントロールに苦しんだ。しかしそこはエース。悪いなりにピンチを切り抜けながら、制球をアジャストしていく。

一方のオリックス先発山崎福也も調子はよく、ファイターズの上位打線と中軸を完璧に封じ込めていた。両者譲らず1-1同点のまま中盤へ

試合が動いたのは5回表。万波中正のプロ入り初ヒットと清水のタイムリーヒットでファイターズが勝ち越した。
オリックスも負けてはいない。6回裏に先頭の宗佑磨がツーベースで得点圏まで進むと、四番吉田正尚が勝負強くセンターへはじき返し同点に追いつく。息詰まるシーソーゲームで2-2のまま試合は終盤へ。

試合が決まったのは9回表。この回からマウンドに上がったオリックス漆原大晟からファイターズ先頭の近藤健介が四球を選び、中田翔が神がかったテキサスヒットで続く。ファイターズの大看板2人が作ったノーアウト1塁3塁というチャンスで、打席に立ったのは若武者野村佑希。3ボールナッシングから漆原が置きにいった直球を無慈悲にセンターへ強打し、これが大きな決勝タイムリーツーベースとなった。

9回裏は守護神杉浦稔大が1安打されるも無失点でシャットアウト。チームは今季初の連勝。栗山監督は球団最多の632勝目となり球団記録を更新した。

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淺間の超絶スーパーダイビング空中キャッチ

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9回裏に飛び出した、あまりに美しいセンター淺間大基のスーパープレーはしばらくオカズになる。

3点リードのセーブシチュエーションでマウンドに上がった守護神杉浦だったが、先頭の吉田正尚をレフトフライに打ち取ったものの、ハムキラー安達了一にヒットを許してしまう。1アウト1塁という場面でバッターは強打者T-岡田。初球ボール球の後、2球目ストライクを取りにいった高めのストレートを読まれ強打された。ボールは中間守備のセンターの頭を超えんばかりの勢いで飛ばされていったが、センター淺間はこれをジャストタイミングなダイビング空中キャッチ。

その美しさもさることながら、これが抜けていたら、1点を返されていた上にさらに1アウト2塁(3塁かも?)というピンチにさらされた。試合はまだわからないぞ、というところまで戻されていたかもしれない。今シーズンは絶対的守護神の期待がかかる杉浦の数字に傷がつかなかったのもよかった。

確実にオリックスの息の根を止めた超絶プレーだった。

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