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【備忘観戦録】土砂降りの旭川。黄金リレーでスイープをもぎ取った試合(7・07旭川)

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勝利投手 日本ハム バーヘイゲン (2勝6敗0S)
敗戦投手 西武 髙橋 (7勝4敗0S)
セーブ 日本ハム 杉浦 (1勝2敗16S)

昼から降り続けていた雨が直前にあがり、グラウンド整備の尽力もあって、なんとか30分遅れでプレイボール。しかしホッとしたのもつかの間、小ぶりだった雨も徐々に強くなり、6回あたりからは土砂降りと呼べるほどの大雨になった。

試合はファイターズ先発アーリンが初回から快投。1回2回とランナーは許すも、勝負どころでグイっと落ちるパワーカーブが決まり三振で切り抜ける。特に3回は圧巻。先頭から2人続けて奪三振。コントロールがよく、清水優心のミットに意図通りの球を投げ込んでいた。残る外崎修汰もショートゴロに打ち取り、この回は三者凡退と見事なピッチング。

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打線は2回にノーアウト1塁3塁から野村佑希の併殺の間に1点、4回に近藤健介のセンターフェンス直撃の三塁打から渡邉諒の犠牲フライで1点を追加。

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ファイターズは4回、打者2巡目に差し掛かったところで好投の先発アーリンからバーヘイゲンにスイッチ。バーヘイゲンは来日初のリリーフに不慣れなのか、降り出した雨に戸惑ったのか、4回5回とそれぞれ2安打ずつ許す不安定な投球。それでもギリギリのラインで踏ん張り、2イニング1失点と試合は壊さなかった。

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ファイターズは2-1、1点リードのスコアで後半リリーフ勝負に持ち込む。

6回からは、昨日と同じく河野竜生→堀瑞輝→B.ロドリゲスという自慢の黄金リレー。6回7回の河野、堀は、この頃すでに激しく地面を打ち付けるほどになっていた雨に戸惑っていたようだったが、いずれも無失点でまとめる。一方、8回B.ロドリゲスは大雨を一切感じさせないような安定投球で3者凡退。

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雨による一時中断を挟んだ9回は、最近はもうすっかり安定感を取り戻した守護神・杉浦稔大が3人でシャットアウト。

昨日は劇的サヨナラ、今日は土砂降りの中の貴重な勝利と、どちらも僅差1点差勝負をモノにした。2021年旭川2連戦は、記憶に残るカードスイープで連勝。試合後、後半虎の子の1点を守り切った黄金リレー(河野、堀、B.ロドリゲス、杉浦)の4投手がお立ち台に呼ばれたというのも印象深い試合となった。

特になし

アーリンの快投、近藤の神トリプル、大雨を力でねじ伏せた堀、雨にまったく動じなかったロドリゲス。選べない。

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