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【備忘観戦録】〇無敵バーヘイゲン出現で首位マリーンズを最下位が完封した試合(9・18札幌ドーム)

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勝利投手 日本ハム バーヘイゲン (4勝7敗0S)
敗戦投手 ロッテ 岩下 (8勝7敗0S)
セーブ 日本ハム 杉浦 (1勝2敗20S)

ファイターズ先発バーヘイゲンが、6イニングを1安打1四球11奪三振と圧倒。7回以降をつないだリリーフも無失点で切り抜け、リーグ1の得点を誇る首位マリーンズを見事完封した試合。打線は相変わらず「あと1本」が出ない拙攻で1得点だが、まさしくこの「虎の子」を守って勝利した。今季4度目の完封勝ち(完封分けは1度)、1-0の勝利は今季初の快挙だった。

個人的にはモデルナ2回目接種ちょうど24時間後に行われた試合だったので、最高39.2度の高熱に布団の中で震えながら、夢と現実の境目で行き来しながら観戦していた。そういう意味では思い出深い快勝になった。

この試合両チーム唯一の得点は、3回裏ファイターズの攻撃。先頭で佐藤龍世が安打で出塁したにもかかわらず、2者連続で凡退。2アウト2塁となってから、現在絶好調の西川遥輝が左中間を深々と破る三塁打を放った。悠々とランナーが帰ってきてファイターズが先制。

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ファイターズはこの後もマリーンズを攻め、何度も決定的なチャンスを作ったが、いずれも水際で阻まれた。結果的に8安打放ちながら1得点のみ。7回に下位打線で3連打を放ち1アウト満塁という好機を作りながら、併殺で終わったのは辛かった(ちょうど高熱のピークだったので夢かと思った)。

それでも1点勝っている。無敵のバーヘイゲンが6回でマウンドを退いた後も、7~9回とリリーフで押し切れば勝てるのだが、さすが首位マリーンズ、そう簡単にいかせてはくれない。

7回は堀瑞輝が危なげなく三者凡退に打ち取るも、8回のB.ロドリゲスが捕まった。先頭をストレートの四球で歩かせたのを皮切りにピンチの連続。盗塁されてノーアウト2塁から1アウト1塁3塁2アウト2塁3塁、ついには2アウト満塁まで追い詰められた。最後は藤原恭大を三振に斬って取り、何とか無失点で切り抜けたが、ロドリゲスが“自分でアウトを取れた”のは結局これ1つだったといっても過言ではない。ラッキーにラッキーが重なって切り抜けた8回だった。神様にホールドをつけたい……まで言ってしまうと嫌味になってしまうか。ロッドがんばれ。辛い時期を乗り越えろ。

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9回は一軍復帰以降4試合連続無失点で信頼を取り戻しつつある守護神・杉浦稔大。先頭を安打で出すところは相変わらずの“劇場型”だが、以降は難なくアウトカウントを3つ重ねゲームセット。

首位固めにかかるマリーンズからすれば、得意の最下位ファイターズに対して痛すぎる1敗。ファイターズにしても、今日負けた5位ライオンズに1ゲーム差と迫る大きな1勝になった。

バーヘイゲンの最高到達点

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バーヘイゲンはおそらく今季、いや、来日して一番の出来だったと思う。きっとデータで出ていると思うが、バーヘイゲンはランナーを背負うと極端に弱い

「だったらランナーを出さなければいい」

そのことを、具体的に証明したのが今日の試合だったんじゃないかと思う。今日のバーヘイゲンはとにかく完璧だった。

初回はいきなり3者連続三振。「今日のバーヘイゲンは簡単には攻略できないぞ」というイメージをつけて、2回3回とスイスイと回を重ねていく。制球もよく四球を出さなかったのもいい。6回表、荻野貴司に今日初めてのヒットを許すが、2アウトだったのが幸いした。ランナーに気を取られることなく、バッターに集中して藤原を見事に三振。6イニングの”バギーショー”を最高の形で終えることができた。

投手はいい時も悪い時もある。バーヘイゲンは特にその差が激しい部類の投手だ。そのなかで、今日は間違いなく彼のベストパフォーマンスだった。そういう意味で、(今後悪い時があっても)ぜひ覚えておきたいシーン。

今日のように1得点しかできなかった日に、それ(ベストパフォーマンス)が出たのも、何か意味があることのように思える。

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