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【備忘観戦録07~対バファローズ~●】外野手全員新庄剛志

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勝利投手 オリックス 山岡 (1勝0敗0S)
敗戦投手 日本ハム 根本 (0勝1敗0S)
セーブ オリックス 平野佳 (0勝1敗1S)

2-0というロースコアな完封負けなので、ファイターズファンとしては全体的にテンションは低め。先発の山岡泰輔を筆頭に、合計5人のバファローズ投手陣を最後まで捉えきれなかった。

ただ、投手陣は9安打打たれながらも、なんとか2失点に抑えたこと。そしてその最少失点を大きく助けた2つのバックホームは記憶に残しておきたい

根本を守った今川先輩と郡先輩

1つ目は1点ビハインドで迎えた4回裏。
先発根本悠楓の制球が定まらず、この回は先頭から四球→二塁打→四球と、3人でノーアウト満塁というピンチを作った。

バッターは9番伏見寅威。立て直すこともままならないまま根本が投げた甘い初球を捉え、ライナー性の打球がレフトへ上がった。そのレフト前へ落ちそうな球を、辛うじてレフト今川優馬がダイレクトにキャッチし、すぐさまバックホーム。

今井の送球は低く力強かったが、大きく一塁側に逸れた。しかし、この送球を捕球したキャッチャーの郡拓也がいい。一塁方向に体を倒してギリギリ捕ったボールを持って、反対側へ大きく切り返しジャンプ。

3塁からタッチアップで突っ込んできたバレラの巨体を、間一髪でタッチアウト。今川、郡の身を呈したビッグプレーで見事ダブルプレーを成立させた。

これによって、ノーアウト満塁の大ピンチから、一転して2アウト1塁2塁。結果的にこの回は無失点で切り抜けることができた。

想像したくはないが、このプレーがなければ、恐らくビッグイニングを食らって早々にこの試合は決まっていたに違いない。さらに、イニングの少ないこの時期の大量失点で防御率が壊れてしまうことで、大袈裟にいえば、若い根本の今後の起用にも大きな影響が出たかもしれない。

最後まで僅差のまま希望をもって観戦することができたハムファンと、マウンドの若い根本は、この2人の先輩に感謝しなければならない。

新庄(剛)が乗り移った松本剛

2つ目は今日もマツゴー。松本剛。

ビハインドは2点に増えた8回裏。1アウト、またも満塁の場面。「最低でも犠牲フライ」と狙う福田周平に対し、マウンドの上原健太が初球に投げたのは、おあつらえ向きの高めストレート。福田はこれを逃さずに、きっちりセンターに打ち上げた。

ちょっと浅い。しかし三塁ランナーは俊足の佐野。これはクロスプレーになる!

……と身構えて見守ったが、捕球したセンター松本剛が、まるで全盛期の新庄剛志を彷彿とさせる豪快なフォームで投げ込んだバックホームが、まさしく新庄を思い起こさせるような素晴らしいレーザービームとなってホームに返ってきた。

キャンプからビッグボスがこだわってきた”強く、低い”送球が、ホームベース上で待つキャッチャー郡のミットに突き刺さる。

クロスプレーになるどころか、一瞬待つくらいの余裕のタッチアウトだった。刺された三塁走者佐野皓大の、悔しそうだが納得げにベンチに返っていく様子が印象的だった。

こんな熱いプレーの後で迎えた最終回の攻撃。

しかもファイターズは三番からの好打順だっただけに、「これは劇場があるかも」と両拳を握り締めて観ていたが、バファローズ守護神平野佳寿の前にあっさり3者凡退。

野球の神様は甘くない。

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