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【備忘観戦録29~対マリーンズ~〇】永久保存版のビッグイニング

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勝利投手 日本ハム 杉浦 (1勝2敗0S)
敗戦投手 ロッテ ロメロ (2勝1敗0S)

止まらない30分

今日の大勝は4回表の一挙に9点を奪った特大ビッグイニングに尽きる。

マリーンズ先発のロメロは開幕から4試合に先発し、ここまで防御率は驚異の0.34(※試合前データ)。今日も3回までは1巡9人で完全投球され、「ちょっとどう打てばいいのかわからない」というような、アンタッチャブルなムードさえ漂っていた。

しかし4回表の先頭・近藤健介の内野ゴロをエラーしたところから、ロメロの表情が変わり始める。

次の今川優馬を三振に取るものの、続く4割打者・松本剛がロメロに立ち直るスキを与えない。バッテリーの(おそらく)狙い通りの厳しい内角ストレートを完璧に捉え、レフトへクリーンヒット。これがロメロの気持ちに大きなダメージを与えた。続く野村佑希にはストライクが1球も入らず、ストレートの四球で満塁にしてしまう。

ここで石井一成だ。

石井は、もはや制御が効かなくなったロメロの、甘いストレートを無慈悲にジャストミート。ライトオーバーの2点タイムリーツーベースで、一気に均衡を崩した。

ここからのロメロは転落の一途だ。ヌニエスのサード強襲ヒット(※記録ではエラー)でさらに1点、ランナーを2人置いてアルカンタラがトドメのスリーランホームラン(しかも右カンタラ!)。ここまでで6点。

まだ終わらない。

淺間大基が、さらに追い打ちをかけるようなクリーンヒットで出塁。さらにすかさず盗塁、捕逸もあって楽々と三塁へ進塁した。

どん底の精神状態で、マウンドにやっと立っているようなロメロ。そんなロメロを小指で捻るがごとき、近藤の容赦ないセンター前ヒットに痺れた。

ここでロメロは遅すぎるくらいのKO。代わった小沼健太から、今川優馬が「トドメのトドメのトドメ」となる2ランホームランを、マリンスタジアムの右翼テラス席へ叩き込んだ。

この回一挙9得点。4イニングで試合はほぼ決まった。この後マリーンズには3点を返されるが、この回に積み重ねた大量得点は揺らぐことはなかった。そのまま押し切り勝ち。

最小点差でも1勝、大量得点でも1勝。「たかが1勝で浮かれるな」という堅っ苦しい自分も心のどこかにいるにはいるんだが、応援する選手たちが「30分間止まらず打ちまくる」という貴重な映像は、勝ち敗けを超えて興奮した。

「5月1日4回表ビッグイニング」

この文字列をどこかにメモっておいて、仕事やプライベートで自信が欲しい時や、テンションを上げたいときなどに、パ・リーグTVで繰り返し観る。

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