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【備忘観戦録36~対バファローズ~●】野村起死回生ツーラン

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勝利投手 オリックス 山岡 (3勝1敗0S)
敗戦投手 日本ハム 加藤 (2勝3敗0S)
セーブ オリックス 平野佳 (2勝2敗10S)

4回裏に突破口

3連敗。ファイターズファンとして今日の印象に残るシーンを思い浮かべた時、「4回裏 野村祐樹の2ランホームラン」だったことは異論がないところだと思う。良くも悪くも。

先発の加藤貴之が珍しく立ち上がりに苦労して、序盤に3点を失った。一方で、打線も苦手の山岡泰輔に対し案の定手も足も出ない……という3回までの展開。

ところが4回裏、先頭の中島卓也の俊足が相手守備のエラーを誘い出塁(メモ:内野安打でもよかったよなあ、あれ)。

「ついに突破口が開いた!」
「クリンナップ頼むぞ!」

と場内が沸き上がってきたところへ、冷や水を浴びせかけるような清宮幸太郎の見逃し三振……。清宮は初回にも1アウト3塁という絶好機でファールフライに倒れていた。

清宮びいきのおれでもガックリきた。いや、むしろ清宮びいきだからこそ、かけられた”冷や水”はより一層冷たい。

首をひねりながらベンチに戻る清宮。
絶望の眼差しでテレビ画面を見つめるおれ。

そんな、死人のようになったおれを生き返らせてくれるような、爽快な野村のツーランホームランだった。

ノムランでおれ蘇生

今日は初回から変化球がキレキレの山岡。そんな山岡が投じた2球目だった。カウントを取りに来たストレートがど真ん中に入ってきた。野村はそれを狙っていたんだろう、芯を食った打球は、一瞬で”それ”とわかる美しい弧を描いてレフトスタンドに着弾した。

30秒前までゾンビだったおれが「キャア!」と奇声を上げた。ファイターズファンは死んだり生きたり忙しい。

さらに次の打者万波中正も続いた。目の覚めるようなフェンス直撃のツーベース。これまた3球目のストレートを狙い撃ちだった。(メモ:これ以降山岡は不用意にストレートを使わなくなる)

1アウト2塁。さすがにガックリと肩を落とす山岡に、石井一成が放った打球が神がかっていた。打ち損じたフライがレフト線際にフラフラッと上がり、フェアグラウンドにポトリと落ちた。打った石井は二塁まで行くが、二塁ランナーの万波は三塁までしか行けなかった。ここは判断的に仕方なかったと思うが、この次のプレーがいけない。

せっかくの連打も走塁ミスで”無”

続くアルカンタラのファーストゴロの際に、三塁ランナーの万波も挟殺されてダブルプレー。アルカンタラが打った瞬間、ランナーの万波は、本塁に突っ込むでもなく、三塁に留まるでもなく、中途半端に飛び出していて、そこを一塁手に刺された。

一打逆転のチャンスが一瞬で消えて再び死人に戻るおれ。その濁り切った目には、試合終了まで生気が宿ることはなかった。

最後つけ足しのようになってしまうが、リリーフ陣は良かった。「ひっくり返し屋」吉田輝星、レジェンド宮西尚生、復活の石川直也。

それぞれ持ち味を生かして無失点でつなぎ切り、勝てる望みを残したが、打線は最後まで山岡を打ち崩せなかった。

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