勝利投手 楽天 涌井 (3勝0敗0S)
敗戦投手 日本ハム 堀 (1勝1敗0S)
セーブ 楽天 松井 (0勝0敗4S)
約2年ぶりの東京ドームでのファイターズ主催試合。今季初先発となるバーヘイゲンは、4月1日の来日後2週間の隔離期間を終えて即1軍登録。2軍での調整はおろか実戦練習も経なかったことで心配されたが、1球目でそれは杞憂であることを自ら証明した。掲示板の球速表示は「150km」。最高155kmまで計測するまでに仕上がっており、3回に連続ツーベースを浴び1失点したものの万全をアピールした。
4回からは、前回先発で5イニング1失点と好投した河野竜生。河野がよかった。代わった4回は2安打を浴びるも要所を奪三振で締め無失点。続く5回6回は無安打無失点で乗り切った。
一方、楽天の先発は今年も調子がいい涌井秀章。初回に1点を失うと、2回からはファイターズ打線を寄せ付けない快投。7イニングを1失点10個もの三振を積み上げた。
ファイターズは7回以降、河野の後を継いだリリーフ陣がピリッとしなかった。7回堀瑞輝→8回井口和朋→9回西村天裕と、それぞれ相手に1点ずつを与えてしまう。9回までに4-1。今の打線の調子ではこの3点ビハインドは跳ね返せない。打線は今日もチャンスで打てず、初回の1得点のみ。5回以降は無安打だった。
打線が中盤のチャンスをモノにできなかったことが痛かった。2連敗。
樋口龍之介の無事を祈る。
「記憶に残さなければならない」というほどの興奮シーンは、今日は特になし。残念ながら。
ちょっと違うが、しいて言えば9回に死球退場した樋口龍之介の容態が心配。打者として期待しているだけでなく、内野ならどこでも守れるという貴重なユーティリティプレイヤー。個人的には彼の実力だけでなく、個性的な風貌やキャラクターも大好きで、彼が出場していると不思議と気持ちが躍る。
今のところ続報はない。無事を祈る。