ジャンル | アクション / ドラマ |
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製作国 | イギリス=アメリカ |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021/12/24 |
上映時間 | 131分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
「シリーズ第3弾」ではなく「ヴォーン監督の新作」として
100年前、キングスマン結成時の話ということで、エグジーもハリーも出てこない。第一次世界大戦中のヨーロッパを舞台にしているので、当然、シリーズ前2作とは雰囲気が違う。
だから「キングスマン」シリーズ第3弾ではなく、別物の”マシュー・ヴォーン監督の新作”と観たほうが、雑音なく作品をより楽しめると思う。
ヴォーン監督が、得意のスタイリッシュアクションを活かしながら戦争映画を撮ったらこうなる。ヴォーン監督ファンとしては、こういうのも観たい。
個人的にもともと戦争映画が好きというのもあるが、塹壕のシーンは、他の戦争映画にも引けを取らないほどの緊迫感があった。
視界が狭く、敵がいつどんな攻撃を仕掛けてくるかわからない。塹壕から抜け出るなんてもってのほか、不用意に顔でも出せば撃たれて即死するかもしれない。自分もそこにいるようなスリルがあった。
なかでも戦場の暗闇格闘シーンにはヴォーン監督らしさが活かされ、他(の監督)では観られないような戦場シーンになっていたと思う。
戦争のリアルな描写を披露する一方で、ストーリーはぶっ飛んでいて面白かった。
「ラスプーチンとマタハリとレーニンとハヌッセンが闇の組織で手を組んでいて、世界を混乱に陥れていた!」
……なんてトンデモ陰謀論を土台に、大真面目にやっている。
たしかに辻褄は合ってるけど!(笑)
ラストで、キングスマン結成とともに、闇の組織には新メンバーの○○ラーが加入する。
キングスマンの戦いはここからが始まりだ……。
と含みを持たせた終わり方もワクワクする。
気が向いたらでいいので、ぜひこの「ファーストエージェント」の続編もやってほしい。
ただし、エグジーとハリーが活躍する新作を優先で。
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