ジャンル | 任侠・アウトロー / アクション / バイオレンス / ドラマ |
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製作国 | 韓国 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2018/2/10 |
上映時間 | 124分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
伝説の「冒頭7分間」だけじゃない
何度目かの鑑賞。
突然思い立って、伝説の冒頭7分間(FPSノンストップアクション)だけ観よう……とアマプラで再生したら、2時間観ちゃった。
美女スパコロ映画(スパイ・殺し屋/オリジナル造語)は大好物ジャンルだが、その中でもこの作品は5本の指に入る。
目の前で親を殺された少女が、成長して殺し屋になって復讐を果たす――
という、この手のジャンルでは定番中の定番。個人的に最近観た作品でいえば「コロンビアーナ」とフォーマットは全く同じ。
ただしこちらは、終盤まで犯人がわからない構成になっていて、(スパコロにはありがちだけど)「敵か味方か」のサスペンス要素も少しだけ楽しめる。
ストレートじゃないシナリオも飛び散る血量も死者数も「さすが韓国映画」といった作りだが、この作品はとにかくアクションシーンが熱い。
冒頭の7分はもはや伝説なので言い及ぶまでもないが、それ以外も「ブラック・レイン」を思わせる”日本刀バイクアクション”や、「ニキータ」を思わせる”ウェディングドレス狙撃”や、ド派手な敵アジトへの”車ごとカチコミ”など、カッコよくて何度観ても「うおおお」と声が出る。
個人的にはラスト近くのカーチェイスでの”ボンネット上運転”も大好き。
ストーリーに関しては、取ってつけたようなメロドラマが正直邪魔だが、まあ、この要素のおかげでピンチに陥って、前述の素晴らしいアクションシーンが生まれたわけだから、むしろポジティブ感謝。
とにかく。
もしも、これを読んでいる2~3人の中に、この作品を観ていないアマプラユーザーがいたら、無料なのでぜひ冒頭7分間だけでも観てほしいと願う。
気付いたら2時間経っていると思うけど。