ジャンル | ホラー / サスペンス・ミステリー |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2007/9/8 |
上映時間 | 94分 |
鑑賞 | NETFLIX |
90パー胸糞、ラストはスカッと
「シティーハンター」(など)を観るために加入したネトフリを探っていたら、どうしてもサブスクで見つけられなかった本作「ホステル2」を見つけて即再生。
先日観たばかりの前作「ホステル」が、意外にも(失礼)面白かったので、その続編となる「2」もずっと観たいと思っていた。
前作は、「ホステルから若者が消える謎」が前半の引っ張りになっていたのが、「2」では当然それがない。したがって「観客は全員知っている」状態での展開だったが、それでも前作同様の面白さは受け継いでいた。イーライ先生、さすがです。
主人公(生贄)グループを、今作では女性にしたのがかなり功を奏していたと思う。一気に心細さが強まるし、拷問シーンの痛々しさが倍増するし、それだけに怖さが増す。
あの、なんだろう。観ている側は「絶対そっち言っちゃダメだ」って知っているのに、絶対に行ってしまう絶望感。
彼女らには何の落ち度もないのに、酷い殺され方をされてしまうという理不尽さ。
そして、本シリーズのウリである拷問描写のグロさ。
言うまでもなく圧倒的に悪趣味で胸糞の悪い展開だけど、スカッとする結末が用意されているので、最悪になりそうだった後味をちゃんと調整してくれる。
前作と比較してグロさゴアさも控えめ。ホラー好きな人になら、けっこうオススメできる良作。