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【備忘観戦録】「青木2500」「加藤プロ初H」「ロニー初HR」「エリア50」「近藤復帰」超てんこ盛りの敗戦(5・26神宮球場)

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勝利投手 ヤクルト 田口 (2勝3敗0S)
敗戦投手 日本ハム 加藤 (3勝2敗0S)
セーブ ヤクルト マクガフ (2勝0敗3S)

初回ファイターズは、先頭の五十幡亮汰がいきなり先発8試合連続安打となるライト前ヒットを放ち、盗塁と犠打で塁を進め、内野ゴロの間に1点という理想的な先制点。

序盤に貴重な援護点をもらった加藤貴之だったが、その裏に即炎上。1番 塩見泰隆に高めに浮いたストレートを強打されると、と2番 中村悠平に曲がり切らない真ん中のカーブを狙い打ち。3番 山田哲人には厳しい球をファールで粘られた後、甘く入ってしまったストレートを完璧に引っ張られ特大の逆転スリーランホームラン。先頭3人で3点取られてしまった。
(この後スワローズ青木宣親が日米通算2500安打を達成)

ファイターズも3回表に投手加藤のプロ入り初ヒットを皮切りに、スワローズ先発の田口麗斗を打ち込み1点を返すが、またそのすぐ裏に2長打を集められ再び1点を返されてしまい帳消し

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結局、加藤は3イニングで8安打を打たれ4失点。4回表の攻撃で代打を出され、裏からは西村天裕にマウンドを譲った。

ファイターズはリリーフ陣がなんとか無失点に凌ぎつつ、6回表、ロニー・ロドリゲスのソロホームランで1点差まで詰め寄るが、以降、田口の後を継いだスワローズのリリーフ陣を崩すことはできず、最後まで追いつくことはできなかった。4-3の惜敗

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6回表に「コンディション不足」で4試合欠場していた近藤健介が途中出場したことを追記しておく。

五十幡の「エリア50」がバレた

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今日は悔しい負け試合だったが、ある意味今日のお立ち台に上がったスワローズ先発の田口よりも、もしかしたら日米2500安打を決めた青木よりも目立った選手がファイターズにいる。

五十幡亮汰。「サニブラウンに勝った男」として(もうこの異名もそろそろお腹一杯だが)並外れた俊足で有名な選手だが、先発8試合連続安打するなど打撃も非凡であることがバレてきた。

そして今日、中堅手としてあまりに派手なスーパープレーを連発したため、「エリア50」の存在も世にバレてしまった。

「エリア50」とは、かのイチローの広い守備範囲を称賛してつけられた呼称「エリア51」にちなんで自然発生した言葉だが、五十幡が支配する「エリア50」の守備範囲もイチロー並にとてつもない。

まずは2回裏、スワローズ田口麗斗のセンター前に落ちると思われたライナーを地面すれすれでスーパーキャッチ。打者が投手ということで多少は前進守備を敷いていたにせよ、当たりは芯を食って打球速度も速いライナー性だった。捕られた田口もたまったものではなかっただろう。2アウトで2塁ランナーは既にホームに走り込んでいたから、このプレーによって確実に1点は防いだ

さらに4回裏、ランナーを2塁に置いてスワローズ中村悠平が放った打球も、センター前に突き刺さらんばかりのライナー。五十幡はこれも同じように地面すれすれでキャッチ。ノーアウトの場面だったので、これがヒットになっていたらこの後得点に繋げられていたのは間違いない。もしかしたら炎上に繋がっていたということもあり得た。

どちらも五十幡でなければ、打球を打ち込んだ先が彼が支配する「エリア50」でなければ完璧なクリーンヒットになっていた。

今日は現地で観戦していたんだが、まわりのスワローズファンのおやじが「またアイツかよ、ふざけんな……!」と(大声禁止なので)静かにキレているのが聞こえた。最高に気分のいい「ふざけんな!」だった。ありがとう五十幡。

帰宅してDAZNを見直すと、興奮した実況が「ヒット2本の価値がある」と嬉しい表現をしてくれていたのを聞いてさらに気分が良くなった。しかし、悪いがこれには異論を唱えたい

どちらのプレーも確実に取られるべき失点を防いだ。

したがって、今日の五十幡のスーパープレーは「ホームラン2本分(以上)の価値がある」だ。

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