遺書(ブログ)

「モリーズ・ゲーム」(2017)/「ゴーストランドの惨劇」(2018)

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「モリーズ・ゲーム」冷静で厳格な父親の号泣にもらい泣き

ラスト近く、父親との和解シーンで泣いた。
主人公に冷たく接していた厳格な父親(ケビン・コスナー)が、号泣しながら「お前を殴った奴をぶっ殺してやる。マフィアだろうが過激派だろうが許さない」と娘を抱きしめたシーンにはもらい泣きした。

娘から疎まれようが嫌われようが「娘への愛情は宇宙の広さと同じ」。どんなに冷静で賢い学者でも、娘を傷つける奴は心の底から憎い。その気持ちが痛いほど伝わった。

「ゴーストランドの惨劇」妄想力の使い方

前半、ただ現実から逃げるだけに使ってきた妄想世界を、最後は自分を奮い立たせるために使ったというのが熱い。

憧れの作家に未来を語らせた後、母には「そっち(現実)の世界には何もない。それでも行くの?」と聞かれて、涙を一筋流しながら「うん」と答えるベスの清々しい表情がカッコよかった。

この後、つら過ぎる現実に飛び込み、大切な姉を助けに行く。そして勇敢に暴漢たちに立ち向かう。

「めちゃめちゃ怖いホラー映画」「胸糞映画」と評判は聞いていたので、そのつもりで観ていたが、こんなに感動的で深みのあるシーンが観られるとは思っていなかった。

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