レジェンド投手に弱いハム打線
昨日は田中将大、今日は涌井秀章と、2日続けてレジェンド投手にコテンパンにされた。明日は岸孝之らしいので、より一層心配になる。ファイターズは実績あるベテランに弱い。(初物にも弱い)
今日の試合は、先発の金子千尋が序盤3回に5長短打を集められて4失点し、打線はさんざん涌井に決定的なチャンスをもらいながらモノにできない歯がゆい展開。金子は打たれて以降見事に立ち直ったが、打線は最終回までチャンスに弱かった。
特に6回裏、先頭の万波中正が三塁打を放ち「ノーアウト3塁」という場面で、2者連続ピッチャーゴロで凡退したシーンはショッキングだった。
結局、今日の唯一の得点はヌニエスのソロホームランのみだった。
ヌニエス来日初ホームラン
ファイターズファンにとって今日は全体的にストレスの貯まる展開だったが、せめてこれがあってよかった。
ヌニエスの第三打席。今日ファイターズ打線を翻弄し続けていたカーブだった。アウトローの難しい球に対し、身体を傾けながら上手く拾い上げレフトスタンド中段まで運んだ。来日88打席目にして初ホームラン。
「これぞメジャー31発の実力だ」といわんばかりの弾道だった。
ゴールデンウィーク真っただ中で満員近く埋まった札幌ドーム。打線の拙攻で沈み切っていた場内が、最高潮に盛り上がった貴重な瞬間だった。