ドント・ウォーリー・ダーリン

“世界観もの”としては好み

ジャンルは一応「サスペンススリラー」とのことだったが、正直予告編から「オチはあれかなー」という目で観ていたので、どんでん返し後もそれほど驚きはなかった（予想がズバリ当たっていた）。

なので、個人的には「世界観もの」としての価値が大きい。

舞台となる理想郷「ビクトリー」の無機質で清潔な雰囲気が好みだった。住んでみたい。本当にあんなサービスがあるなら、一度体験してみたいと本気で思った。

近代モダンな建造物、レトロフューチャーな家具類、50sの音楽、ビビッドに露出された空と砂漠。
物語はお腹一杯だが、この世界観を体感するためだけに、数年後にもう一度観るかもしれない。