ジャンル | ホラー / スリラー |
---|---|
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021/10/29 |
上映時間 | 106分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
今度は40年前ローリーに救われた子供たちが命を懸ける
前作「ハロウィン(2018)」鑑賞後に間髪入れずに鑑賞。
前作では40年後のローリーの変貌ぶりにエモさを感じたが、今作ではなんとあの惨劇でローリーが命をかけて守った子供たち、トミーとリンジーが登場。先週”初代”(1978)を観たばかりの身としては歓喜。
「そうか、おれと同世代だわ」といった風貌のトミーに対し、リンジーはお美しくなられて。どちらもちょい役ではなくて、本作では中心人物として活躍するのも嬉しかった。
内容としては、これまで単一視点的なホラーに過ぎなかった「ハロウィン」に社会問題をぶち込んできた感じ。
中盤の核となるこのくだりを見て、かの名作ドラマ「リーガル・ハイ(シーズン2)」の「民意とは」の一節を思い出した。
「本当の悪魔とは、巨大に膨れ上がったときの民意だよ」
人は憎みたいものを憎み、憎い者を憎んでいい理由だけを探す。
そこに民意がピッタリ合ってしまうと、多少の疑問点が見つかったとしても、もう誰にも止められない。
普遍的なテーマで、とても考えさせらるくだりだったが、ホラーファン、「ハロウィン」シリーズファンにとっては邪魔だったかもしれないな、などと思ったりして。
最終的には街中の人々が力を合わせてマイケルを追い詰めるが、またもやとんでもないことになる。……で次作へ。
ダメだ。我慢できない。即「THE END」の再生ボタンへ。