ジャンル | アクション / スリラー |
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製作国 | イギリス=アメリカ |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023/10/13 |
上映時間 | 114分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
世界一カッコいいハゲが世界一カッコよければ百点満点
そのまんま、「ガイ・リッチーのステイサムービー」という感じだった。誉め言葉。
ずっとアマプラのオススメに上がりっぱなしだったが、心に余裕がない(=頭を空っぽにして映画をただ楽しみたい)ときのために取っておいた。
正解だった。
頭を空っぽにしすぎて、
最後まで誰から何を守っているのか、誰に何を邪魔されて、何を奪い返されたのか。
結局誰が敵で味方で、最後になぜ偽デニーロみたいな奴がアタッシュケースでぶん殴られていたのか、敵(?)のヒューと味方のジョシュがずっと仲良しなのか。
最後までよくわからなかったけど(これは自分の問題。ちゃんと観ればきっとわかる)、それでもけっこう楽しめた。
これがステイサムービーのいいところだ。一応ストーリーはあるけど、あまり重要じゃない。世界一カッコいいハゲが世界一カッコよければ百点満点。
特にこの作品はステイサム一辺倒じゃなくて、味方のキャラもいい。飄々とした中間管理職な役回りのネイサンも、不二子ちゃん的な天才ハッカー・サラも、寡黙な腕利きスナイパーJJも、それぞれいい味出してた。この4人が組めばそりゃ無敵でしょう。
何よりジョシュ・ハートネットの犬系男子っぷりも可愛かった(当方おじさん)。
それにしても、最近観た「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」鑑賞時も思ったが、かつて「ロマンティック・コメディの帝王」のヒュー・グラントも、ああいった胡散臭い役柄が似合うようになったね。誉め言葉。