ジャンル | コメディ |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 未公開 |
上映時間 | 100分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
こんなスカヨハ見たことない!
「スカヨハって実はいつもスカヨハだよねえ」
と、最近はスカヨハにキムタク風な疑念(「キムタクっていつもキムタクじゃね?」というあれ)を持ちはじめていたが、この作品でちょっとイメージが変わった。
ほとんどが「クールでセクシーで頭脳明晰で仕事ができて上品で完璧な美女」役ばかりのスカーレット・ヨハンソンが、共演するジリアン・ベルやケイト・マッキノンという本職のコメディ女優に負けないくらいに面白くて下品だった。
天井に頭を強打して大の字にひっくり返るスカヨハ。
動画が変なタイミングで止まって変顔にされるスカヨハ。
ドラッグと酒でヘベレケのスカヨハ。
「ペニス」を連呼するスカヨハ。
男性ストリッパーにドキドキするスカヨハ。
こんなスカヨハ見たことない。
新鮮だったし、演じているスカヨハ自身もめちゃくちゃ楽しそうだった。もうこれだけで、この作品の価値は高い。
もっとこういう振り切ったお馬鹿コメディやればいいのに。
ストーリーは、タイトルとジャケットから想像つく通り「『ハングオーバー』の女性版」と言い切っちゃってほぼ問題ない。
核となる事件が起こるタイミングには「ええっ、そこで!?」と声が出るほどには驚いたが、まあまあ都合よく面白くなる展開(主人公たちにとっては困った展開)に転がっていき、最後は超ウルトラご都合展開でハッピーエンド。
安心安全なお馬鹿コメディの後味で、生きていくうえで毒にも薬にもならないけれど、十分に楽しめる作品だった。
今後も10本に1本くらいはこんな鼻ホジ作品を観ていきたい。