ジャンル | SF/短編 |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2024/3/7 |
上映時間 | 18分 |
鑑賞 | アマゾンプライム |
これが「ととのう」ってやつだ
「サウナなんてただの熱い部屋じゃない」
「き、キミにサウナの何がわかる!(怒)」
アツイ 笑
上映時間17分のインディ短編映画。こんなもん(失礼)ここに書いていいものか迷ったが、Filmarksで検索したらあったので書く。
当然、鑑賞料を取るために作られた商業映画と作品クオリティは比べるべくもないが、俳優の演技、撮影、編集はそこまで負けてないと思った。特撮はさすがにチープながら、デザインが良いので世界観は簡単に受け入れられた。
ただ18分だからなあ。
結局、何を伝えたくてこの映像作品を作ったのか意図がわからなかったので、感想には戸惑う。
あれかな。
サウナを知らない主人公トトがサウナを初体験したのちに、水をぶっかけられるシーンかな。
大量の水とキラキラ乱反射に包まれて、ついには三ツ矢サイダーのようにきらめく水中で爽快に漂う。この後トトは興奮気味に語る。「ホンットにすごかったんですよ!疲れもイライラも吹き飛んじゃって」。
これが「ととのう」ってやつだ――と映像で見せたかったんだろうか。
ならば、サウナ歴25年のおれが証言する。大体あってる。
わかってる。少なくとも、サウナを愛する製作者がサウナ愛をこめて作ったのは伝わった。ただ、サウナを知らない人にはちょっと伝わらないんじゃないかな、とも思った。