ジャンル | アクション / 冒険 / パニック |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2024 |
公開年月日 | 2024/8/1 |
上映時間 | 122分 |
鑑賞 | TOHOシネマズ川崎 |
追加1100円払っても4DX推奨
序盤から「おお!マッケナ・グレイスちゃんが出演してたのか! おれとしたことが聞いてないぞ!」と、思わぬサプライズに色めき立った。途中「あれ? でもちょっと違うか?」なんて思いながらも、劇場だから調べることもできず、エンドロールまで引っ掛かっていた。
さて、この「ツイスターズ」、絶対に相性がいいと確信して4DXで鑑賞した。追加料金は1100円となかなかの金額だったが、これがね、本当に良かった。
この作品は、ざっくり言うと「主人公たちが原因不明で大量発生する巨大竜巻と戦う話」だ。つまり、揺れ、振動、水しぶき、風といった要素がいっぺんに襲い掛かってくる。実際に竜巻に巻き込まれている場面では、シートが揺れまくり、振動しまくり、「ブシュ!ブシュ!」と水しぶきを含んだ風に顔を叩かれる。
ただ、正直に言うと「4DXってこんなもんか」という感覚だった。
そりゃそうだ。シートは結構強くグワングワン揺れるものの、スクリーン内で人や車や建物がぶっ飛ばされている地獄絵図と比較しちゃうから、どうしてもショボいと思わざるを得ない。
それでも”ある”と”ない”とでは大違いだと学べた。
これを実感したのは、作中に5~6回あるパニックシーン(竜巻に襲われるシーン)をくぐり抜けた「後」だった。あれだけグワングワン!ガタガタガタガタ!ブシュ!ブシュ!と大騒ぎだったシートが、一気にシーンと微動だにしなくなる。ようやくスクリーンと同期した静寂の中で「ああ、今のはヤバかったな」とホッとする。「ヤバい!」よりも「ああ、助かった……」という感覚がすごかった。
4DXについてばかりになってしまったけど、こんな感想もあっていいよね。とにかく「ツイスターズ」は4DXと相性抜群。もしもこれから鑑賞予定の人なら、追加料金1100円を支払ってもいいと思う。おれ保証。
ストーリーも「巨大な敵に立ち向かう命知らずのヒーローたち」という激アツ展開で面白かったよ。あまり脳みそを使わず、シンプルなエンタメ作品が好きな人なら絶対にハマる。
ちなみに。
冒頭で登場したマッケナ・グレイスちゃんは、鑑賞後に調べたら別人だった。そっくりさん(というと失礼だが)の名はキーナン・シプカちゃん。なんと、つい最近鑑賞した「ハロウィン・キラー」の主人公の女の子だった。ごめんなさい。今度こそ名前も覚えた。