| ジャンル | SF / アクション / パニック |
|---|---|
| 製作国 | アメリカ |
| 製作年 | 2022 |
| 公開年月日 | 2022/7/29 |
| 上映時間 | 160分(エクステンデッド・バージョン) |
| 鑑賞 | アマゾンプライムビデオ |
つまり「戦い」はある程度済んじゃったってことね
たった今「ジュラシック・ワールド/復活の大地」初日のチケットを、メインの劇場のお気に入りの座席で予約した。1年以上前から指折り数えながら楽しみにしていた。
とはいっても、実は特に「ジュラシック」シリーズの大ファンだとか、根っからの恐竜好き……というわけでもない。あくまで、そう、「スカーレット・ヨハンソン主演最新作」としてだ。
われわれ「スカヨハ原理主義者」にとって、封切り日の「8月8日」という日付はクリスチャンのクリスマスくらい大切な日なのである。いきなり大袈裟でごめんなさい。
なので、実はここ1ヶ月くらいかけて、こつこつシリーズ6作品の予習・復習を続けていた。で、昨日ようやく6作品目「新たなる支配者」を観終わった次第である。鑑賞済みのものと未鑑賞の作品が混在していたので、あらためて一気通貫で押さえておくことはとても意義があったね。なるほど、俯瞰で観るとこういう話だったのか。
1作目でオープン直前のテーマパーク「ジュラシック・パーク」が崩壊し、2作目「ロスト・ワールド」で生き残りの恐竜(とDNA)を売買する悪人たちの存在(との戦い)が描かれた。3作目「Ⅲ」は「ジュラシック・パーク」事件跡地で行方不明になった子供を救うという、いわゆるスピンオフ扱い。
4作目「ジュラシック・ワールド」では、22年の歳月を経て諸々の問題をクリアし、ようやく念願のオープンにこぎつけたテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の再オープンと再崩壊(笑)、5作目「炎の王国」では崩壊した「ジュラシック・ワールド」に取り残された恐竜たちの救出作戦。そして紆余曲折あって、とうとう恐竜たちが人間社会に解き放たれるまでが描かれた。
おお、これは大ごとだ!
……ってところで本作「新たなる支配者」に繋がる。いいねえ。
「ジュラシック」シリーズにはそこまで思い入れがない自分でも、正直ワクワクさせられた。これまで隔絶的な孤島での”小競り合い”だったのが、ようやく”世界”が巻き込まれる。「いったい誰が地球の支配者か?」、”人類vs恐竜”のスケールの大きい戦いになる! そんな、超独自な想像を勝手に膨らませていた。
言うまでもなく、全然違った。
冒頭でいきなり、危険な種のみ捕獲し隔離することで、既にある程度「恐竜との共生」を目指して社会が動いていることが明かされる。
なるほど、つまり「戦い」はある程度済んじゃったってことね。
いや、おれはね、その経緯が本作で見られると思っちゃってたんだよ。人類の最新技術と軍隊が恐竜を追い詰めていくような「叡智と力」の戦いが。当然「保護対象動物」だから殺しちゃいけない。この複雑な睨み合いに悪徳企業なんかも関わってきて、「ジュラシック」シリーズならではの展開が見られるんではと。
どうやらそれは「済」ってことね。おれが悪い。
で、結局舞台は世界中から捕獲された種が生息する研究施設と周辺の森(サンクチュアリ)だった。いつものように隔離された地域なので、正直言って、歴代作と画変わりはしないよね。もちろん、これまでより多種の恐竜が登場するので、恐竜ファンにとってはたまらない展開だった(?)と思う。ただ、”そうではない”自分にとっては、「1」から「6」まで、同じようなものを色違いで見せられているような感覚だった。
なんか盛り上がりに欠けた。映像のクオリティは凄まじいだけに、製作者の皆さんにひとことだけ伝えたい。
恐竜に興味がないニワカおっさんが観ちゃってごめんなさい。
最新作「復活の大地」では余計な予想は一切せずに、世界で一番好きな生物「スカヨハサウルス」の活躍だけを楽しみにしておきます。
#ジュラシックワールド #新たなる支配者 #JurassicWorldDominion #ネタバレ #映画レビュー #スカーレット・ヨハンソン #スカヨハ #恐竜映画 #コリン・トレヴォロウ #クリス・プラット #ブライス・ダラス・ハワード #ローラ・ダーン #ジェフ・ゴールドブラム #サム・ニール
👇 気まぐれでいいので全部押して💕