| ジャンル | #ホラー / #サスペンス ・#ミステリー / #ドラマ |
|---|---|
| 製作国 | #ノルウェー =#デンマーク =#ポーランド =#スウェーデン |
| 製作年 | #2025 |
| 公開年月日 | 2026/1/16 |
| 上映時間 | 109分 |
| 鑑賞 | #ヒューマントラストシネマ渋谷 |
彼女は精一杯頑張った。
ようやくアグリーしてきた。
ずっと楽しみにしてきたんだけど、#テリトリー内 の劇場での上映がなかったので今日の今日まで放置。公開1週経って評判がいいので、それに背中を押されて、このたびヒュートラ渋谷まで足を延ばした。
期待のハードルは相当上がっていたが、その期待を上回った。#面白かった 。
#シンデレラ は継母とその連れ子(義姉)にいじめられていた。ある時、城で舞踏会が開かれることになり――
一言でいえば「#新解釈版 シンデレラ」だった。しかし、近頃悪名高い、いわゆる「#版権切れビジネス ホラー」とは#クオリティ が圧倒的に違う。あいつらと同枠にしたら絶対にダメ。
(それ系なら「#シン・デレラ 」(2024)というのが既にある 笑)
見た目から明らかに違う。
18世紀#バロック時代 、#貴族階級 の#建物 、#インテリア 、#衣装 。パッと見だけなら#フォアマン 監督の「#アマデウス 」やソフィア監督の「#マリー・アントワネット 」とそう変わらない。自称「#前世はお姫様 」である50代ジジイ(=おれ)も思わずウットリしてしまう。
そんな世界観に、唐突に”ドス#グロホラー “がブチ込まれるんだから、#悪趣味 な50代ジジイ(=おれ)なら、さらに#テンション がブチ上がっちゃうんだよ。
この作品は、おれ(=悪趣味ド変態な自称前世お姫様ジジイ)のために作られた#ピンポイント 映画だった。他の人の評価は知らないが、おれは断固たる意志を持って4点台つけちゃう。
まずね、「シンデレラ#新解釈版 」でありながら、”主人公はシンデレラじゃない”ところがいい。この作品がスポットを当てたのは、ある意味”#勝者 “である彼女ではなく、これまで誰ひとりとして、その存在を気にさえしてこなかった「シンデレラの義姉」だ。
可哀想なシンデレラを理不尽にイビっていた、あの「#継母 」でもなく、その「娘」だよ。ほら、誰も顔すらイメージできない(してない)でしょう。
彼女(シンデレラの義姉)、エルヴィラは以前から#王子 のファンであり「王子と結婚したい」という夢を持っていた。王子の詩集を読んでウットリする少女。この様子が、現代でいえば#男性アイドル に無邪気に思いを寄せる#ティーン の女の子みたいで可愛い。
そんな折に、王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれることになった。これにはテンションが上がらないわけがない。エルヴィラと(生活に困窮していた)母親は、これを#千載一遇 のチャンスだと思い、努力も有り金も身体も”すべて”を注いでいく――という話。
もちろん、淑女のスクールみたいな学校で#お作法 や#ダンス を特訓するんだけど、特に作中で執拗に描写されたのは、予告編でも多く見せ尺を取っている「#整形 」シーン。これが痛い。というか#グロい 。「鼻の形を変える」といっても、現代のような整形技術はなく、ただ金槌とノミで鼻骨を「折る」。目が小さいからと言ってバサバサ付けまつ毛を瞼に「縫いつける」。そして少しポッチャリしているからと言って、あんなものを……。
この先は気持ち悪くて言いたくない。
観る人によっては「#美への執着 」とか「#ルッキズム の犠牲者」とか、最近話題になった「サブスタンス」なんかと同じ土俵に乗せて語るんだろうけど、個人的にはそうは見えなかったな。
人生を賭けた挑戦。夢を掴むためなら何でもする。かなり#露悪的 に描写されているけど、彼女は彼女の世界(見た目しか評価されない未成熟な世界)で幸せを掴み取るために突き進むしかない。何が何でもやり遂げてみせる。狂気をはらみつつも、そんな純粋な姿に、素直に胸を打たれてしまった。「サブスタンス」のような”#自業自得 “要素はない。彼女は精一杯頑張った。
最終的に、世界中の誰もが知る結末になる(これは#ネタバレ じゃないよね)。エルヴィラの夢は叶わないし、結局シンデレラがおいしい場面に現れて、おいしいところだけ持っていくのだ。#これが現実 。
この作品の#ラスボス はシンデレラだったんである。
もちろんエルヴィラは間違いなく「#敗者 」だったが、はたして「シンデレラだって本当に#勝者 なのか?」と、若干含みを持たせるラストも#オシャレ だったよね。
まさしくここが「#新解釈 」。
個人的にはなぜか「#黒ピンクデザイン のジャケ」への信頼感が半端じゃないが、この作品でさらに確固たるものになったね。#パンフ のデザインも可愛かった。しばらくデスクに飾る。
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