治りかけていたと思っていた風邪がぶり返し、
「ハンコック!」
と、わりと正確な発音のくしゃみが出た。
金子獲得にマルティネス残留、王柏融獲得と、話題に事欠かないファイターズのストーブリーグだが、おれだけはジャスティン・ハンコックのことは忘れていないぞ。「ジャスティン!」(くしゃみ)。
さて本日、ジョニー・バーベイト投手の獲得が発表された。
世間では「これでレアードの退団は確定的だ」という見方が大半を占めている。
既に外国人枠にはマルティネス、ロドリゲス、ハンコック、王柏融が確定しており、これにバーベイト投手が加入したことで、今季と同じ5人に達したからだ。
球団が6人目の外国人のために最低2億以上も上積みするとも考え難いので、確かにちょっと難しいかもしれない。
ただ、個人的には公式に発表されるまで信じたくはない。レアードはいま”産休中”とも言われているので、復帰祈願の寿司断ちは相変わらず継続しながら、ひとまずジュニアの誕生を待ちたい。
と、こんなことを書いているうちに、ネガティブな各紙報道もちらほら流れてきている。
「レアード交渉難航」はやがて「レアード退団濃厚」となり、ついにはたった今
レアード 日本ハム退団決定 数日前に残留交渉打ち切っていた(スポニチアネックス)
なんて記事も出た。
しかし往生際が悪いオッサンは、球団からの公式発表があるまで信じない。
考えていたらまた熱が上がってきた。
この歳になると、風邪の治りも往生際が悪い。
ベッドの中で、来季のファイターズを想像するだけが唯一の楽しみになっている今のおれにとって、旨いお寿司だけが最高の薬なのである。