ジャンル | アクション |
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製作国 | アメリカ=イギリス |
製作年 | 2024 |
公開年月日 | 2025/1/3 |
上映時間 | 105分 |
鑑賞 | アマゾンプライムビデオ |
ステイサムが悪い奴らをぶっ潰す映画
ステイサムの映画って「絶対観たい」と思っていても、なぜかしばらく置いといちゃう。あらすじと予告編を見ると、全貌がほとんどわかって既に観た気になっちゃうんだよな。ストーリーはだいたいこう。
「ステイサムが悪い奴らをぶっ潰す映画」
つまり、ステイサム―ビーは初鑑賞でも何度も観返している感覚なの。いつも同じなのに、(これが最も重要なんだけど)観れば必ず面白い。興奮する。スカッとする。だから「次も絶対観たい」と思ってしまう(文頭へリピート)。
ステイサム映画に対して同じような思いを持っている人がいたら連絡ください。飲みましょう。
今回も(観るまでは気が進まなかったものの)観たら面白かった!
興奮した!
スカッとした!
冒頭から悪役にえげつない悪事を働かせ、吐き気がするほど憎ませて、「こいつらぶっ潰してやりてえ!」と観客に強い共感を刻み込み、観客の殺意が最高潮に膨れ上がったところへ、「世界最強のハゲ」ステイサムが「ジェイソン、動きまーす」とド派手に登場。
卑怯なほど鉄板でしょう。
断言する。これを「面白くない」という人はいない。一応調べてくる。いた。そりゃ何人かはいるか。でも少ない!
ストーリーは、この作品も例外なく「ステイサムが悪い奴らをぶっ潰す映画」だった。初鑑賞だけど何度も観た。もちろん期待値を大きく超えることはないけど、期待値に満たないことも絶対にない。安心安定のステイサム―ビー。
最大の魅力はやっぱりジェイソン・ステイサムの30年変わらない唯一無二のアクションだよね。
エクスペンダブルズ仲間のスタローンやシュワちゃんのような筋力だけじゃない。ジェット・リーのようなキレのある格闘も、そしてジョン・ウィックのような華麗なガンアクションも、ステイサムはそのすべてを併せ持っている。動いているだけで金がとれる完全無欠のアクションスター。
だからストーリーなんてどうだっていいのよ。むしろ、変に主張の強い脚本家が入って話を複雑にしてくれるなよ、と思うくらい。
そういった意味では、この「ビーキーパー」は大満足。超シンプル。
襲ってきた雑魚敵を小屋で血祭りにあげるシーンと、ビル内で精鋭CIA軍団を1人1人倒していくステルスキル展開、殺し方大喜利、そして終盤、蜂みたいな黄色いジャケットの殺し屋(あいつ好き)との1対1の格闘も熱くなった。
そして何より、悪党がとことん胸糞で憎たらしくてよかったね。さっき「ストーリーはどうでもいい」と言ったけど、「悪役の憎たらしさ」だけは、ラストのカタルシスの大きさに関わってくる要素なのでかなり重要。
「善意のご老人からお金を巻き上げるパリピIT若者」という、地球人全員が憎んでいい”現代の絶対悪”。うまいね。ぶっ潰したときはスカッとした。
先日読んだニュースによると、すでに続編(ビーキーパー2)の製作が決まっているらしい。間違いなく「ステイサムが悪い奴らをぶっ潰す映画」なんだろうけど、これも超期待。
次も絶対観たい(文頭へリピート)。


