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デッドプール

投稿日:

ジャンル SF / アクション
製作国 アメリカ
製作年 2016
公開年月日 2016/6/1
上映時間 108分
鑑賞 アマゾンプライムビデオ

コロッサスがいい仕事をしている

最新作の初日に席を取っちゃったもんで、「昼休憩に復習を1時間分だけでも……」と観始めたら4時間観ちゃった。「2」までぶっ通しで。

面白かった。止まらなかった。

やっぱり、こういうアクション映画がドンズバ好みなんだよな。下品でゴアくてノリが良くて楽しくて、そして何よりめちゃくちゃカッコいい。「キックアス」「キングスマン」のマシュー・ヴォーン監督作品が好きなのと同じ理由。

演出もいいよね。いきなりとんでもない場面で時間停止、からのモノローグ。オシャレ。平気で第四の壁を超えてくる。(「おい聞こえてるぞ!」「そっちに話してるんじゃねえよ」)

序盤は「なんでこんなことになったのか」ということを、モブ敵のパンツを引っ張りながら(ちょうどその瞬間に時間が止まっている)説明してくれる構成。

以前に観たのは7年前だったけど、内容は結構覚えてたな。主人公がああいう性格だから終始ジョーク交じりで明るく展開するんだけど、デッドプールになった経緯がかなり壮絶で、微トラウマ的に残ってた。あの辺のくだりは、コメディだと思って観るとなかなか辛くて痛くて苦しい。

しかし、それが反動となって後半は怒涛の快進撃! 多少のご都合展開も手伝って、無事復讐を遂げ、失ったものを大体(大体ね)取り戻すって話。いいね、シンプルで。

「2」とも共通するんだけど、デップーのいいところは、カッコいいアクションとライアン・レイノルズのテンポのいい話術でしょう。作中はほとんどの時間、下ネタと不謹慎な冗談しか口から出てこない。そして、ヒーローとしてやっちゃいけないことばかりやる。

それだけにツッコミ役のコロッサスの功績は相当大きい。

「スーパーパワーを無駄遣いするな!」
「無暗に殺すな!」「言葉が汚い!!」

無茶苦茶やるデッドプールをいちいち堅苦しく諫める様子を見て、爆笑問題を思い出した。天才太田も田中がいなければただの狂人。コロッサスの、逆に真面目過ぎる視点のおかげで、デッドプールの異常性を笑い飛ばせるのだ。

敵の女性ミュータントの胸があらわになって慌てて目をそらす仕草も含めて、大好きなキャラになった。あと、デッドプールの傍若無人ぶりに思わずゲロを吐くシーンは最高に笑った。

すでに「2」も観なおした。面白かった。そっちの感想は後ほど。

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