遺書(ブログ)

ヴァチカンのエクソシスト

投稿日:

ジャンルホラー / スリラー
製作国アメリカ=イギリス=スペイン
製作年2023
公開年月日2023/7/14
上映時間103分
鑑賞アマゾンプライム

エクソシストもののベストアルバム

悪魔退治ヒーローものは、推しエクソシストのシスター・アイリーンが活躍する「死霊館のシスター」で満足なので、今さらジジイ神父ものを観る気になれなくて、今日まで置いておいた作品。アマプラの度重なるおすすめで、ようやく観た。

面白かった。アマゾン、諦めないでいてくれてありがとう。

ホラーというよりは、魔物退治のアドベンチャーものという点でも「死霊館のシスター」シリーズと共通する。恐くはないが、RPGのノリで熱くなれる。

とはいえ、これまでのエクソシストものでよく見かけたようなシーンが、ベストアルバムのように連続する。

可愛い子供から発せられる悪魔の声。
身体に浮き上がる文字。
悪魔の名前を答えさせる。
ゲロ。そして、クモ歩き。

ずいぶんと臆面もなくお約束を連発するな、と思ったら、どうやら実話を元にした原作ものだったのね。
(つまり、実際のエクソシスト業界のあるあるだから仕方ない)

伝説のエクソシストでさえ倒せなかった強力な悪魔を、信仰心と、能力と、知力と、相棒と、ほんのちょっとのラッキー(笑)で追い詰めていく様は、中二病心(中年)を十分にくすぐられた。

特に最後、あんなに頼りなかったトマース神父が、決死の覚悟でアモルト神父を助けに行くところは目頭に来たね。気づくと「よし今だ! がんばれ!がんばれ!」と声に出して応援していた。

楽しかった。前述の理由で、シーンには既視感があったし物語も定番中の定番だったが、監督の盛り上げ方が上手かったのかな。

続編制作も既に発表されているらしい。きっとまた「強い悪魔が現れてアモルト神父がやっつける」という何のヒネリもない内容だろうが、必ず観る。待ってる。

にほんブログ村 映画ブログへにほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ 全般ランキング

-遺書(ブログ)
-

Copyright© R50(仮)-アールフィフティカッコカリ- , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.