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【備忘観戦録】加藤今季最多114球粘投も絶好調則本の前に打線沈黙(5・19楽天パーク)

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勝利投手 楽天 則本昂 (4勝1敗0S)
敗戦投手 日本ハム 加藤 (3勝1敗0S)
セーブ 楽天 松井 (0勝1敗12S)

今日はイーグルス先発の則本昂大の出来が凄まじかった。伸びるストレート、鋭く曲がるスライダー、視界から消えるスプリットなど全球種が冴えわたり、ファイターズ打線はヒットどころかほぼバットに当てることすらできない。4回までに8つもの三振を奪われた。

ファイターズ先発の加藤貴之も、好調の則本に対抗して粘り強い投球を続けていたが、3回裏に浅村栄斗から痛恨のツーランホームランをライトスタンドに打ち込まれてしまう。5回裏にもエラーがらみで1点を追加され計3失点(自責点2)。6回まで投げ切ってマウンドを降りる。投球数114球は今季最多だった。

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絶好調の則本の前に、完全なる沈黙を続けていたファイターズ打線だが、加藤の粘投にようやく応えられたのは実に6回表。代打杉谷拳士が粘り強く四球を選んだ後、ついにファイターズ初安打となる西川遥輝によるライト前クリーンヒットが飛び出した。1アウト1塁2塁となったところで渡邉諒は三振に退くが、続く近藤健介の打席でセカンド浅村によるエラーによって2アウト満塁。この絶好のチャンスで四番の王柏融が見事に一二塁間を破るタイムリーツーベースを放ち一挙2点。1点差に詰め寄ることができた。

ファイターズは終盤、このイケイケムードに乗っていきたいところだったが、7回に則本の後を継いだ酒居知史の3者連続奪三振で出鼻をくじかれてしまう。意気消沈したファイターズ打線は、続く8回はブセニッツ、9回は守護神・松井裕樹に軽くひねられゲームセット。

6回に1点差に詰め寄ってからは一切チャンスもなかった。ファイターズは引き分けを挟んで4連敗。

ファースト近藤健介

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今日のスタメンファーストは近藤健介。捕手として入団した近藤は、その打撃の才能を買われて、3年目からサード、ショート、ライト、レフト多彩なポジションをこなしてきた。

ファーストはプロ入りして初めてで、これが6ポジション目となる。初めてといっても非公式戦の対外試合などでは経験があるようで、今日も何度かの守備機会を卒なくこなしていた。

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今は名手・中田翔がいないスクランブルなチーム状況。今後もそれほど多くは見られない「一塁手・近藤」の勇姿を覚えておきたい。

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