遺書(ブログ)

19番

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今日は日本ハムファイターズの助っ人外国人マイケル・トンキンの29回目の誕生日だったらしい。
トンキンおめでとう。

普段、自分の誕生日すら忘れそうになるおれがなぜ、知り合いでもなく、それどころか知って1年にも満たないトンキンの誕生日を知っているのか。

それは、昨夜0時を超えたところで、ツイッターのタイムラインがトンキンの誕生日を祝うツイートで一杯になったからである。
おれのタイムラインは、95%がファイターズファンだ。

ファイターズファンは、とにかく懐が深い。
ほかは知らないが、たぶん12球団一じゃないか。

トンキンといえば、シーズン前半は素晴らしかったものの、後半戦・・・とりわけ8月9月はやらかしてしまうことが多かった。

特に印象に残っているのが9月28日の楽天戦。

あの試合は、2回清宮幸太郎の7号ホームランによって先取し、投げてはロドリゲスが6回1失点に抑えて、2-1の僅差リードでトンキンが継投のバトンを受け取った。

このままいけば、清宮が初のお立ち台か?と思われたが、売出し中のスラッガー内田靖人にあっさり2ランを浴び、逆転を許してしまった。

その後ファイターズは逆転勝ちしたが、みんなが楽しみにしていた清宮のヒーローインタビューをフイにした罪は重かったようだ。あれが本当にマズかった。

トンキン帰れ
トンキンまじいらん
トンキンなにしに日本へ?

鼻息の荒い過激なファンによる、耳をふさぎたくなるような罵倒の声は容赦なかった。ツイッターでは一時「トンキン」がトレンドワード入りした。
瞬間的には、すべてのファイターズファンを敵に回したんじゃなかろうか、と思えるほどだった。

「いやいや、前半の快進撃はトンキンあってこそでしょう」
「開幕直後のトンキンの活躍を忘れたのか」
「そりゃ誰だって打たれることもあるでしょ」
「チョク(石川直也)はトンキンのお蔭で成長した」

カウンターとして、冷静なファンによる擁護の声も多く見られたが、罵倒の声のあまりの大きさに、軽くかき消されてしまった。

間違いなく、彼はファイターズの後半戦大失速の”主犯”の1人とされていた。

あれからわずか1ヶ月半。
ツイッターのタイムラインでは、

「トンキンHappy birthday」
「トンキンおめでとう」
「トンキン来季はがんばって♪」

いっさい嫌味のない美しい言葉が並んでいる。
もちろん罵倒の声と激励の声、声の主は違うだろうが、こういう言葉が並ぶタイムラインは見ていて心が洗われる。

戦犯だろうが英雄だろうが、どっちだっていいじゃないか。
トンキンはおれたちファンのために1年間戦ってきた戦士だろ。
感謝と尊敬をもって誕生日を祝おうぜ。

タイムラインの行間からは、そんな声が聞こえてくるようだ。

そう。これがファイターズファンなのである。
オヤジが青臭いことを言うようだが、そうあってほしいと願う。

11月「19日」。奇しくもトンキンが背負っている番号と同じ日付だ。
そしてそれは、昨年までの守護神・増井浩俊(現オリックス)が、リリーフエースの象徴として大切に育ててきた背番号でもある。

これまでも、おれたちはずっと「19番」を見守ってきた。
だからトンキンも、おれたちの「19番」を守り続けてほしい。
来年も、できれば再来年も。

Tonkin , Happy birthday !

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