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【備忘観戦録】〇今季最多12得点で今季初の4連勝を達成した試合(9・01札幌ドーム)

更新日:

勝利投手 日本ハム バーヘイゲン (3勝6敗0S)
敗戦投手 オリックス 田嶋 (5勝7敗0S)

序盤でビッグイニングを作り、そのまま圧倒した試合。打撃陣は相変わらず絶好調で、今日も16安打12得点と打ちまくった。

ファイターズ先発は、後半戦2試合先発して連続無失点中のバーヘイゲン。今日も初回から調子よく150㎞台のストレートが冴え、バファローズ打線を力でねじ伏せた。前2試合は3イニング、4イニングと短いイニングで交代させられていたが、今日は6イニングを投げて1安打のみ。2塁を踏ませない圧倒的な投球だった。

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打線の方は、2回に石井一成のあわやホームランというタイムリー三塁打で先制点をあげると、3回に打者一巡、長短打が5本も飛び交う”ヒットパレード”で一挙5得点のビッグイニング。さらに4回には2得点を追加し、4回終了時点で8-0と試合を完全に支配した。

ファイターズは終盤にも7回に2点、8回にさらに2点を追加し、得点は今季最多の12得点にまで膨れ上がった。

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7回からバーヘイゲンの後をつないだリリーフ陣も、しっかり無失点に封じており楽勝ムード。9回にチャレンジ登板の鈴木健矢が2安打を浴び完封は逃した(1失点)が、今季最多11点差の大勝。これまで3度の3連勝を達成しながら、どうしても破れなかった「4連勝の壁」を力でブチ破った

お立ち台には先発のバーヘイゲンと、サイクルヒット未遂の4安打、4打点と大当たりの石井一成が上がった。笑顔のバーヘイゲンはハリウッド級のイケメンだった。

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8回裏、”最強下位打線”による4連打

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非常につらい8月を耐え抜いたファイターズファンにとって、9月最初の試合はまるで頑張ったご褒美のような幸せな試合内容だった。

見どころは、3回満塁からの淺間大基の走者一掃三塁打西川遥輝の連日マルチヒット近藤大明神の猛打賞石井一成のサイクル未遂4安打etc…と、数え上げればキリがない。

そんな中でも、最も思い出に残りそうな場面が8回裏、6番淺間大基からの、「下位打線」による4連打だ。このシーンはきっとオフにもう一度観たくなる。

8回裏は、先頭の4番野村佑希、5番高濱祐仁が続けて倒れ簡単に2アウト。

もう終盤も終盤、8回だしリードは10点あるし「今日はもう十分楽しめたし、これ以上点はいらないから、まあいいか」とも思っていた。おれが。

しかし、当然だが選手は違う。

6番の淺間はバファローズ澤田圭佑のストレートをジャストミート。ドライブがかかるほどの強い打球をセンター前へ突き刺した。

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続くバッターは前の回に代走で出場した中島卓也。守備固めのため、そのままショートに入っていた。中島は2球目、高めに浮いた甘い球に上手く合わせ、きれいに三遊間を破った。これでランナー1塁2塁。

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そして今日の主役、石井一成の打順だ。石井はこれまで3安打。3塁打、安打、2塁打を記録しており、あとホームランを打てば「サイクルヒット達成」という打席だった。

石井は当然狙っていた。荒れ気味の澤田の投球を見極め、冷静にホームランボールを待った。そして粘ること7球目。ど真ん中に入ってきた変化球を強打。ホームラン!……とはならなかったが、見事セカンドの頭を超えタイムリーヒットとなった。4安打の大当たり、チームに追加点が入ったというのに(笑いながら)残念がるベンチ

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そして石川亮。石川は8回表から先発マスクの清水優心に代わって守備についていた。ランナーは1塁3塁。チームの勝利はほぼ決まっていても、石川は相変わらず「絶対打ったる!」という強気な表情で投手を睨む。

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その気迫が勝ち、石川は5球目のスライダーを上手くバットに乗せ、ショートの頭を超えるヒットを放った。さらに1点追加

ツーアウトランナーなしから4連打で2点。見事な攻撃だった。5安打を集めて5得点した3回よりもカタルシスを覚えるシーンになった。

なぜなら、この4連打の登場人物は、上にも書いたが「下位打線」だ。うち2人は「守備固め」で出場している「(采配的には)この打席は打たなくても、まあいい」とされている選手だった。この中にレギュラーを約束されているような選手は一人もいない。

だから彼ら「半レギュラー」の選手にとって、実は大量リードとか僅差とか、もしかしたらチームの勝敗すらも関係ない。その心の内は

「どんな場面でも、与えられた打席は絶対に打たなければならない!」

だ。

調子がいい淺間と石井は固め打ちしておきたかったし、代走・守備固めがきっかけとはいえ、数少ない打席に立てた中島と石川は打撃でアピールしたい。彼らにとって「打たなくても、まあいい」なんて打席は1打席だってない。

その気迫が実った。その結実があの4連打だった。そう考えると、おのずとテンションが上がる。

石川亮の次の打者、大田泰示も「与えられた打席は絶対に打たなければならない!」選手の一人だった。惜しくも見逃し三振(最後のは本当にストライク?)に倒れたが、彼らと同じように「絶対に打ちたい!」という強い気迫は感じたことだけ追記しておく。

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