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【備忘観戦録】〇エース上沢8回131球の粘投で2点差逃げ切り(9・16メットライフドーム)

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勝利投手 日本ハム 上沢 (9勝6敗0S)
敗戦投手 西武 松本 (7勝8敗0S)
セーブ 日本ハム 杉浦 (1勝2敗19S)

ファイターズ先発の上沢直之が最速150㎞超のストレートをグイグイ押し込み、終盤まで試合を支配した。攻撃も展開がよく、ホームランで先制し、中盤にコツコツと追加点を積み上げ、ライオンズを寄せ付けなかった。

序盤はライオンズ松本航とファイターズ上沢による投手戦といった様相。松本が2回にR.ロドリゲスからソロホームラン浴びたものの、4回まではどちらも1安打ピッチングという上々な滑り出し。

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そんな好調の松本航を、5回、ファイターズ下位打線が捕まえた。先頭の淺間大基とR.ロドリゲスがあっさり連続三振に斬られた後の石井一成が、基本のセンター返しで出塁。そして石井を一塁に置いて、清水優心が右中間へツーベースヒット。ランナー石井は俊足を飛ばして、はるばるホームへの帰還に成功した。ファイターズは6回にも1アウトから野村佑希が三塁打を放ち、四番王柏融が注文通りのセンター犠牲フライで追加点。終盤へ向けて、理想的な展開でリードを3点に広げる。

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上沢はその裏(6回裏)に、源田壮亮のタイムリースリーベースで1点を返されるが、リードが2点に詰まってもエース上沢が崩れることはなかった。結局8回まで投げ、5安打1四球1失点。131球の力投で、9回はクローザーの杉浦稔大にバトンを渡す。

杉浦は9回裏を危なげなく無安打無失点で切り抜けゲームセット

上沢は同僚の伊藤大海と並ぶ9勝目。杉浦は節目となる20セーブに王手をかける19セーブ目。チームは5位ライオンズとの差を2.0ゲームに詰め、レオの尻尾をガッチリ握った。

明後日からは首位マリーンズとの3連戦だが、ここでも連勝して週明けには5位昇格……なんてことになればいいな。

チームを救った! 野村佑希の超絶スーパープレー

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今日の勝因は上沢の好投に尽きるが、地味に(派手に?)このシーンが今日の勝利を決めたとすら思っている。6回裏、源田にタイムリースリーベースを打たれ、2点差に迫られた直後、森友哉のサード強襲ライナーを横っ飛びで捕球した野村佑希のスーパープレー

これが抜けていたら、3塁ランナーの源田が返り1点差。さらに、打った森は間違いなく2塁まで行っていた。続いて中村剛也、外崎修汰、栗山巧という恐ろしい打者が控えており、“同点やむなし”のピンチに陥っていたことだろう。いくらピンチで崩れない上沢も、あれが長打になっていたら、さすがに「崩れなかった」とは言い切れない

そう考えると、野村のプレーはソロホームランかそれ以上の価値があった。マウンドの上沢を救い、チームも救った。

「守備はしょうがない」「経験を積むまで我慢」「打てばいい」「若いんだから」etc…

「守備難でもバットで返せばいい」と言われ続けてきた若武者が、バットだけでなく守備でチームを勝たせた。

いつか野村が不動の中軸として成長した頃、


「今では名手って呼ばれてるけどよ、むかし野村はめちゃくちゃヘタクソだったんだぜ」


……なんて笑いながら、もう一度振り返りたい名シーンができた。

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