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ラン・ハイド・ファイト

投稿日:

ジャンル アクション / スリラー
製作国 アメリカ
製作年 2020
公開年月日 2021/7/18
上映時間 110分
鑑賞 アマゾンプライムビデオ

「舐めてた相手が殺人マシーンだった」系フォーマットだが

アマプラであらすじを読んで「これは面白そう」と思いながらも、まだ地雷臭が拭えなかったので、念のためYouTubeで予告編をチェックして、

「お前らここで死に腐れ!」

という主人公JKの絶叫で鑑賞決定。

死に腐れ 笑。期待通りのアドレナリン系だった。面白かった。

ある高校でテロリストによる銃乱射立て籠もり事件が起こる。しかし生徒の一人が、軍人の父親に特殊な訓練を受けたスーパーJKだった!

あらすじは、まさしく「舐めてた相手が殺人マシーンだった」系フォーマット。ただし、「グハハハ! 残念だったな!覚悟しろ!」と、テロリストたちが一人一人始末されていくようなステルスキル展開を想像すると、少し拍子抜けするかもしれない。

主人公JKゾーイは、期待するほど無双しない。ただ、最初こそ「あれ?」って感覚になるけれど、徐々に「そこがいい」となってくる。軍人の父親から叩き込まれたのは「戦闘術」ではなく「卑劣な悪に怯まないメンタル」だった! 熱い。

脅されてもボコボコに殴られても、銃を突きつけられても撃たれても、勝ち目があろうがなかろうが、彼女は絶対に諦めることはない。そこが「スーパー」。危険にされされた生徒たちを救うため、ボロボロ満身創痍でも、命を顧みず孤軍奮闘で立ち向かう。

まるでブルース・ウィリス。JK版「ダイ・ハード」だよ、これは。こんなの応援しない観客はいないよね。

主人公を演じたイザベル・メイ(初見)は体格的には決して強そうには見えないんだけど(実際そんなに強くはないからOK)、冷静で意志が強そうな面構えは、このタフなヒロインにピッタリだった。

「死に腐れ!」。
長い人生で一度も言ったことないけれど、死ぬまでに言ってみたい。

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