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【備忘観戦録】8回1安打の史上最高加藤を勝たせられなかった試合(4・04札幌ドーム)

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初回先発加藤貴之がきっかり3分間で三者凡退すれば、ロッテのドラ1鈴木昭太も3分3封をやりかえす。
先発のロッテキラー加藤貴之が4回を32球完全という異常事態レベルの立ち上がり。一方のロッテのドラ1ルーキー鈴木昭汰も、加藤ほどではないもののリズムよくアウトを重ねていく投手戦となった。
最初にチャンスを作ったのはファイターズ。4回裏ノーアウト1塁3塁で洗礼のお膳立てを整えたが、渡邊諒のサードゴロの間に痛恨の走塁ミス(近藤・中田)によって無失点に終わってしまう。まだ得点圏の呪いは解けていなかった。
一方でロッテはその直後5回表、2アウト1塁2塁のチャンスに8番田村が見事にレフト線へタイムリーツーベース。こちらはたったワンチャンスで先制点をもぎ取るという対照的な展開。
ロッテ鈴木昭汰は4回裏で命拾いしてからのピッチングが特に冴えわたった。4回から6回に跨って5連続奪三振。7回で合計11奪三振という大暴れでリリーフ小野郁にマウンドを譲った。
その小野郁から8回裏に西川が意地のタイムリーを放ち同点に追いつくが、反撃はここまで。今季2度目の引き分けとなった。

加藤の1安打無敵ピッチング

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8イニングを通してロッテ打線を全く寄せ付けなかった。課題の2巡目3巡目もその勢いは止まることなく、最終的に8回まで投げて88球。 唯一打たれた安打がタイムリーとなってしまったのは残念だが、それを差し引いても、これまで見た加藤貴之の中で最高のピッチングだった。絶対に忘れない。

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