遺書(ブログ)

「キャラクター」 (2021)/逆に「リアリティの大切さ」は受け取れた

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主人公の漫画家がリアリティを手にすることによって売れっ子になる展開でありながら、映画自体には最初から最後までリアリティはなかった。単独で4家族16人惨殺(もっとか?)という世界的なシリアルキラーを野放しにする警察って、国家レベルの恥すぎる。

それでも俳優陣がしっかりしていたせいか、多少の穴なんかはなぎ倒しながらグイグイと物語を進めていく。強引な展開にもひっかからずに観れる。

人のよさそうな主人公を演じた菅田将暉もよかったし、飄々とした小栗旬もよかった。犯人役のセカオワもすごくよかった(あの役しかできなそうだけど)。妻役の高畑充希も、暴れまわる俳優陣を一切邪魔しなかった。もうひとりの犯人役だった松田洋治なんかは、エンドロールまで気付かないほど化けていた。

ただ後半の展開はさすがに強引過ぎて冷めた。実家家族を囮に使う作戦も無理があるし(しかも家族に危機感がまったくない)、その後犯人からの電話で狙いが妻の方だということに気づいた時、刑事(中村獅童)を振り切って(?)主人公が単独で助けに向かうのもあり得ない。

「いや、獅童も連れてけよ!」と声に出してツッコんだくらい。

「まあ、一騎打ちじゃないとオチがつかないもんね」と、最後はこちらが譲歩しながらなんとか完走。

図らずも、「リアリティは大切だよね」というテーマはしっかり受け取れた。

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