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【備忘観戦録01~対ホークス~●】なかなかインパクト強の開幕戦

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勝利投手 ソフトバンク 津森 (1勝0敗0S)
敗戦投手 日本ハム 杉浦 (0勝1敗0S)
セーブ ソフトバンク 森 (0勝0敗1S)

新庄劇場が止まらない!

ここから143試合、ネタ切れが心配になるほどにネタ満載の開幕戦。

先発にドラフト8位ルーキーの北山亘基、最強打者近藤健介を6番に下げ(?)、四番に松本剛を据えた奇襲打線。

3回、先発の北山からローテ候補の加藤貴之にスイッチして「ショートスターターの第二先発か?」と思いきや、たった1イニングで一軍初登板の根本悠楓(18歳)に継投、そして5回からはまさかの伊藤大海がロジンの煙に包まれながら登場。好投を続けこのままいくと思いきや、さらに7回からは明日デーゲームで先発を予告されている昨年のホールド王・堀瑞輝へ継投。

読めない。一般的に「ダメだ」と思われていたことを、この新監督は平気でやってくる。もう考えることすら意味がない。でもそれでいいのだ。「宝物」であるわれわれファンは、鼻くそでもほじりながら「次は何が出てくるかな」とただワクワクして観ていればいい。

どこかの新聞の速報見出しになっていたが「新庄劇場が止まらない!」というのを見かけた。ファンは観客。舞台上では役者(演出家)たちが、観客を楽しませるためにあの手この手を使ってくる。陳腐だけど、これ以上ない表現なんだろう。

さて、この”誰にも読めない継投”は存分にホークス打線を攪乱できたようで、これが見事にハマり7回までは得点を許さなかった。

ただし、ホークス開幕投手千賀滉大も圧巻の投球。ストレートは160km超え、さらには初球からおばけフォーク、カウント球におばけフォーク、決め球におばけフォークと、おばけフォークの開幕大セールでファイターズ打線に三振の山を築く。

ちなみに、おれは「千賀は悪魔と”おばけフォーク1球ごとに寿命が1時間縮まる契約”をしている」という独自の設定を施して観ているので、老後の千賀が少し心配になってしまったほどだった。

とにかくだ。そんな打てない絶望感の中で4回、カウンターパンチのように飛び出した石井一成のホームランは、飛び上がるほど嬉しかった。これは勝てる。勝てるぞ。

なるほど、これがビッグボスの野球。そもそも戦力差がある。球界のエース千賀vs.ドラ8ルーキー北山のマッチメイクで勝つには、この神様の贈り物のような1点を守り切るしかない。

心の中でそんなことを唱えると、なんだか勝てるとしか思えなくなってきた。「BIG BOSS旋風」「新庄マジック」。明日の新聞の見出しが頭上で舞う。

そして8回は杉浦稔大。

この先はあえて思い出したくはないので、今日のブログは唐突にここでやめる

(この後ランナーを3人貯めて、代わった西村天祐がホークス新助っ人ガルビスに満塁ホームランを叩きこまれた)

1回北山のグラシアルへの決め球

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先発の北山は良かった。

ストレートの背筋がピッと伸びていて(というと変な表現だが)、軌道が美しくて、さらには背番号が「57」なので、テレビから少し離れると杉浦と見間違えるほどだった。

特に圧巻は初回。1アウト2塁3塁という絶体絶命のピンチで四番グラシアルに決め球で投げたアウトローのストレート。

このあと2安打を放つグラシアルも手が届かないコースに、糸を引くような剛球がズバッと決まった。

ベテランでさえビビるあの場面で、あの球を出せる北山はタダものじゃないと感じた。

投手は2割は打たれて当たり前。たとえ運悪く打たれたとしても、その後に「いつも通りの投球ができるか」ということが最重要だと思っている。

そういう意味では今日、旧「57」の杉浦は新「57」北山に負けてしまったな……と杉浦ファンの一人としてボヤく。

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