サンクスギビング

スプラッター職人によるマニア向け作品 

イーライ・ロス印の強スラッシャーホラー。
普段は配信まで待つ類の作品だが、正月早々景気よくド派手なホラーが観たかったので、貯まった映画館ポイントを使って観に行ってきた。

その期待に違わず、とにかく下品に（ホラー的には上品に）景気よく血しぶきが飛び散る。
“トランポリン・キル”は、今までありそうでなかった新発想。その他はありきたりだったかな。

これまでのイーライ・ロス作品と比較すると若干抑え目だが、ゴア描写もなかなか派手だった。
特に”人間ロースト”はオエっとなった。

本作のキラーは怪物ではなく人間とのことなので、「スクリーム」的な展開を期待したが、サスペンスはほぼない。ついでに言うと、あまり恐くもない。

スプラッター好きだけが楽しむ、スプラッター職人によるマニア向け作品。その枠外の人が観てもまるで面白くないと思う。おれは面白かった。