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【備忘観戦録】〇ロニー猛打賞・立野快投・7イニング連続得点で大勝(10・08札幌ドーム)

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勝利投手 日本ハム 立野 (4勝1敗0S)
敗戦投手 ロッテ 岩下 (8勝8敗0S)

6得点以上あげたのはあの「9・11 17得点歴史的大勝」以来約1ヶ月ぶり。今日のファイターズ打線は終始停滞することなく活性化しており、2回以降は8回まで毎回安打毎回得点投げては完封リレーで完全にファイターズのワンサイドゲーム。

ファイターズは2回、近藤健介と髙濱祐仁の連続ヒットから、淺間大基の犠牲フライとR.ロドリゲスのタイムリーツーベースで2点先制3回は先頭安打で出塁した西川遥輝に野村佑希が二塁打で続き、四番近藤が犠牲フライ(+1点)4回はR.ロドリゲスのソロホームラン(+1点)

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5回は先頭西川が今度は三塁打を浴びせ、近藤の犠牲フライでホームイン(+1点)6回はR.ロドリゲスの二塁打から中島卓也がヒットで続き、清水優心がタイムリーをモノにする(+1点)

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まだ終わらないぞ。

7回は先頭野村のヒットから高濱もヒットで続き、相手のワイルドピッチで2塁3塁の好形となり淺間がセンター前へタイムリー(+1点)。さらにその後、谷内亮太の犠牲フライで追加点(+1点)8回は1アウトから松本剛がヒットで出塁し、野村死球と近藤四球で満塁。高濱の打席で相手ピッチャーのボークがありさらに1点

7イニング連続得点で9得点。普段から貧打に慣らされてきたファイターズファンにとっては、月に一度の楽しいお祭りゲームになった。

冒頭でも書いた通り、投手陣も完封リレーでしっかり試合を引き締め、打線の爆発を引き出した

先発の立野和明は2試合連続で6イニング無失点。6試合連続で2失点以内と試合を作っており、先発ローテーションの枠を完全に勝ち取った。

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7回以降に立野からマウンドを引き継いだ玉井大翔、井口和朋、上原健太もそれぞれ無失点で切り抜けゲームセット。首位を争うマリーンズ相手に継投完封を完成。

今日は栗山監督もストレスなく終始嬉しそうな表情だった。今季はあと17試合。監督のこんな顔を1試合でも多く見たい

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マーティンを骨抜きにしたタテノ変化球

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今日の”爆勝”は、先発立野が試合を作ったおかげだといっても過言じゃない。立野は6イニング散発3安打で無失点。特に四番のマーティンを3連続三振と封じ込めたのが大きかった。

なかでも6回ツーアウト1塁でマーティンと対峙した3打席目は見ごたえがあった。

6回表、元気だった立野も100球を超えて疲れが見え始めていた。先頭荻野貴司、次の角中勝也に粘りに粘られつつも、なんとか2アウトまでこぎつけた立野だったが、中村奨吾には置きに行ったストレートを叩かれヒットされてしまう。

ここで迎えたのが四番マーティン。立野の表情がキュッと引き締まる。

1球目は意表を突くタテノカーブで見逃し。2球目と3球目はコーナーギリギリを狙ったのか、力が入って2球続けてボール。そして3球目に落差のあるタテノスライダーで空振り。膝から崩れ落ちるマーティン

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ニヤリと不敵な笑みを見せる立野。

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しびれる対決。ここでマーティンの体を起こすような際どいインハイのストレートを大胆に投げ切る。フルカウント。

慎重になったマーティンがタイムをかけて間を取る。その後に今度は立野がタイムをかける。張り詰めた空気。

両者ともに十分な間を取った後、最後は鋭く落ちるスプリットで空振り三振。痛恨の表情で天を見上げるマーティンと、ガッツポーズのバッテリー。

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うーん、絵になる。

立野の2年目とは思えないマウンド度胸と、限界を超えてもさらに予備エンジンを発動させるような底力

来年以降はローテの柱として活躍するであろう立野和明のプロローグシーンとして記憶しておこうと思う。

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