遺書(ブログ)

「イブイブのキセキ」は起こらなかった。

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有馬は枠順が出てから本気予想だけはしていたが、ちょっと自信が持ち切れなかったので、買わない方針を固めていた。
しかし、突然銀座に用事ができたことで神の啓示を感じてしまい、銀座WINSに寄ることにした。

本命はキセキ14。
ジャパンカップで、あの怪物女子、アーモンドアイちゃんをあそこまで追いつめたしぶとい脚は忘れられない。レイデオロはどう考えても強いが、「もしもアーモンドちゃんが出走していたら」のIFでは、何度脳内シミュレーションしても、レイデオロには勝てない。
仮想アーモンドアイとすれば、本命◎はそんなに的ハズレな予想ではない。

なにより「イブイブのキセキ」という見出しが明日の各紙で舞うところを想像したら、頭から離れなくなった。
一旦こうなると、予想に融通が効かなくなる。ハッキリ言って良くないパターンだが、今回は敢えてこのパターンに身を任せてみようと思った。
「いい年だった…」とは言いがたかった2018年、キレイにいえば、キセキを信じたかった。

対抗には問答無用でレイデオロ12だ。
今年の出走はたったの4戦。秋になってからも(2200と2000だが)上がりは33秒台~34秒台前半と安定している。この馬にとってまさしく今がピークだろう。
1着の可能性はもちろん、仮に負けても大負けはあり得ない。

これに個人的に応援しているサトノダイヤモンド6(サトダイ)を加えて、3連単フォーメーションの1着は[14,12,6]で決めた。

あとは2着3着をどうアレンジするかだ。
1着に3頭入れてしまったので、とりあえず穴は2頭に絞りたいところだ。

そこで気になったのが、ブラストワンピース8。
世代を引っ張る存在として期待されながら、ダービー、菊花賞と惜敗を繰り返している3歳馬だ。
特に菊花賞は後方からの競馬となりながら(たぶん狙いとは違う)、34.1の脚を使ってしぶとく直線を伸びての4着。なんとなく「乗り役のミスかな…」という感も否めない惜敗だった。
ポテンシャルを鑑みれば、3着には十分に入るだろう。

最後に、昨年のJC制覇以来負け続きで人気を落としているシュヴァルグラン15に妙味を感じる。
1年以上勝っていないとはいえ、最近3走は2着→4着→4着と惜敗だ。相手のレベルはそれほど変わっていないことを考えると、ここでも2着までなら十分に想像できる。

まとめる。

◎キセキ14
○レイデオロ12
▲サトノダイヤモンド6
△ブラストワンピース8
△シュヴァルグラン15

これを総合して馬券は3連単フォーメーション

[12,14,6]→[12,14,6,8,15]→[12,14,6,8,15]

各200円×36通り=7200円

これでどうだ!
もちろん自信はないッ!

レースはビックカメラ横で、生ラジコで聞いた。
ビックカメラのテレビで応援しようと思ったが、競馬中継を映したテレビのまわりにとんでもない人だかりができていたので、なんと「店員がそのテレビを消す」という大岡裁きがあったが、それは割愛させてもらう。

有楽町の寒空の下。
音声だけしか聞いていなかったので、各馬の細かい動きなどはわからなかった。
しかし、イブイブにキセキが起きなかったことだけは理解できた

やはり胸の奥の奥で、小さくチカチカ光っていた赤いアラートランプは本物だったんだ。
自分の予想に自信がなかったことに対する自信が確信に変わった。

今回の授業料は7200円。
池添さん、勉強させてもらいました。そしてサトダイ!お疲れ様でした。

あ、忘れてた。
記念馬券入れると7300円負けか。

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